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well-beingであるために

well-beingであるために

ありがとう

今、あなたは幸せですか?

…もし答えが「No」ならば、あなたの“幸せ”を邪魔しているものは何ですか?

そもそも、“幸せ”とは何なのでしょうか?この問いには、「幸せなんて人それぞれなんだから、答えなんてない」と感じる人もいるでしょう。

しかし近年、客観的かつ統計的な立場(つまりは科学的視点)から“幸せ”をとらえようという動きが世界各国で高まっています。


幸せとは “well-being”なこと

幸せと聞くと “happy” という言葉が浮かんできますが、happyは一時的な感情としての幸せ・楽しさを指すので、幸福学の研究では違う言葉が使われます。それは何かというと、“well-being” 。直訳すると「良好な状態にある」。心理学者はwell-beingを “幸せ” と訳しますし、医師は “健康” の意味で使います。また、福祉分野では“福祉”と訳されたりします。

well-beingとは、その人が “ 精神的・身体的・社会的に良好な状態にあること ” を指すのです。


幸せな人は生産性が高い

幸福感の高い社員は、そうでない社員に比べて生産性は31%、売上げは37%、創造性は3倍高いという研究結果が出ています。(米国ハーバードビジネスレビュー誌2012年5月号より)


ポイントは「人と比較しない幸せ」をもつこと

所得・地位・モノといった「地位財」から感じる幸せには飽和値があり、必要以上の「地位財」からは、次第に幸せを感じられなくなることがわかっています。

【A】地位財 人と比べることで幸せが得られるもの
学歴、所得、社会的地位、物的財(車、家)など
【B】非地位財 それ自体に価値があり、幸せを与えてくれるもの 健康、自主性、愛情、社会への帰属意識、 良質な環境、自由など

つまり、幸福をつかむ近道は、【B】のような“他人が持っているかどうかに関係なく幸せが得られるもの”を大切にすることです。

【参考】「結婚」は、地位財でもあり、非地位財でもある。

  • 「他人に自慢できる配偶者」「家庭を持っているという社会的ステータス」など
    →【A】地位財(人と比較する幸せ)
  • 「パートナーとの絆」「家族への無償の愛・つながり」など
    →【B】非地位財(人と比較しない幸せ)

激動の時代だからこそ「自分らしく」「well-being」で毎日を過ごしましょう。

世界各国の研究結果から、例えば「笑顔を作るだけで幸せな気分が高まり、免疫力もアップする」ことがわかっています。精神面・身体面・行動面から幸せを高める方法は様々ありますが、まずは実行に移しやすい行動面から取り組むのもいいでしょう。


また、繋がりと感謝の気持ちは、幸福(Well-being)への第一歩です。詳しくは、#22 繋がりに感謝しようをご覧ください。

幸せの4因子


TOPICSを参考に自分に合ったセルフケアを探しましょう。

良い習慣を持続していけば、気持ちも上向きになり、良いリズムを作ってくれます。さらにその習慣を継続させることで、人生は劇的により良いものとなるのです。

→ TOPICSからセルフケア方法を探す



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